【Information from Hawaii】最新!ハワイ旅行で気をつけたいこと
- 2022/05/10

Aloha! Plan ZのYuriko Galuraです。

ハワイではゴールデンウィーク中に日本人観光客がプチ増加し、地元のニュースやビジネスの間では嬉しい話題となっていました。

ワイキキを歩いていると日本語が聞こえてきたりと、緩やかではあるものの確実に日本人観光客が戻ってきているなーと実感しています。

ハワイの新型コロナウィルス感染者数のカウントは先月お伝えした通り、感染者数が少なくなったことで、毎日の報告から毎週水曜日一回に変更されました。

ちなみに5月4日の報告では、過去7日間の感染者合計数は4249人となっているので、1ヶ月前と比べると増加傾向です。

さて、今月のコラムもハワイ旅行の計画を考えている方達のために、ハワイのアップデートをお伝えしていきます。

 

ダイアモンドヘッド登山が予約制に

ワイキキから近く、適度な運動量と頂上の景色が絶景なことから、大人気のダイアモンドヘッド登山。

パンデミック以前は、入場料がウォークインで1ドル、車で入場の場合は1台につき5ドルとリーズナブルな価格でお手軽に楽しめるハイキングコースでした。

パンデミックになり、しばらく閉鎖していたハイキングコースが再オープンした際には、入場料の値上げが行われ、現在は入場料1人5ドル、駐車場代が1台につき10ドルになりました。

そして5月12日からハワイ旅行者がダイアモンドヘッド登山をする場合は、予約制になります。

ハワイ在住者はハワイ州のIDか運転免許証を提示することで、引き続き予約なしでの無料入場が可能です。ただし、駐車場の空き状況によって制限がある可能性があります。

予約はハイキングをしたい日の14日前からオンラインで予約をすることができます。将来的には、30日前から予約ができるようになる予定だそうです。

ダイアモンドヘッド州立公園ウェブサイト(英語): https://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/oahu/diamond-head-state-monument/

昨年4月にハナウマ湾も予約制に変わっていて、こちらは2日前からしか予約が取れないのでかなり取りづらいという話を聞きます。

環境を配慮して、また混雑を防ぐための措置ということですが、ハワイ旅行でこういった場所に行く予定のある人は、早目にプランニングをすることをおすすめします。

ワイキキエリアの治安状況

最近地元のニュースでは、ハワイの治安に関する報道が頻繁にされています。

特に銃による犯罪が以前よりも急増しています。残念なことに、ゴールデンウィーク中に日本人観光客が巻き込まれる事件もニュースとなりました。

夜、ワイキキのアラワイ通りで日本人観光客の男性が銃を突きつけられ、ロレックスの時計を奪われるという事件でした。

幸い、この男性に怪我はなかったものの、日本では馴染みのない銃を体に突きつけられて、楽しい旅行のはずが大変恐ろしい経験となってしまいました。

警察によると、アメリカの他州に比べればハワイの犯罪率は大変低いので、基本的には安全な場所ではあるのですが、そうは言ってもハワイはアメリカであること、そしてパンデミックになってから強盗、強奪などの事件が増加傾向にあるので、歩行時、特に夜間人の少ない場所ではいつもよりも気をつけたほうが良いでしょう。

ホームレスも増加しているハワイでは、ワイキキからカパフル通りにかけてもホームレスをよく見かけるようになりました。

残念ながら、薬物中毒などによって通常の精神状態ではないホームレスもたまに見かけます。

ホームレスが関わったり巻き込まれたりする事件なども発生しているので、周りをよく見て歩行するようにしましょう。

私は、危なそうな人のそばを通らなければならない場合は、毅然とした態度でなるべくその人を見ないようにして通過しています。

背後に人がいるときは確認する、そして距離をとる、バッグは斜めがけのタイプや肩からかけてしっかり手でサポートする、携帯を手に持って何かあってもすぐ電話をかけられるようにするなど、自分なりの方法で工夫しています。

自分の身は自分で守らなければならないと外国生活の経験から学んできました。

また、交通事故による死者も3月ベースで昨年よりも50%増加しています。アルコールやスピードなどが主な原因です。

私もローカルの友人に言われてやっているのですが、歩行の際、車道を渡る時は左右を確かめて渡るなど安全に気をつけましょう。

たまに前方や左右を見ていない車が飛び出してくることがあります。

観光客の運転手で、運転に慣れていない可能性もあります。アメリカの車は右側通行のため、道路を渡る際は左、右、左の順にチェックしましょう!

過度に心配する必要はありませんが、ちょっと気をつけることで、旅行をより安全に楽しむことができるでしょう。

BYOBって?

今年に入ってから本土からの観光客が2019年比で増え続けているハワイ。オアフ島の4月の本土からの渡航者は2019年の2割増なんです!

ワイキキを歩いても、アメリカンイングリッシュが炸裂しています。

人気のレストランはどこも混雑していて、夕食の時間帯などは入り口に多くの人が待っている状態なので、予約ができる場合はした方がベター。

もしくは早めに夕食を済ませるなどのプラニングをすると良さそうです。

もしレストランや食堂でBYOBと書いてあったら、「Bring your own bottle」の省略で、それはアルコールの持ち込みが可能です!

そのお店ではアルコール販売のライセンスを持っていないため、「お酒を飲みたい場合は、自分で持ってきてくださいね」とサインを出しているのです。サインがなくメニューにアルコール類がない場合は、ウェイターに聞いてみるのも手。

特に小さな飲食店ではBYOBであるケースが多く、私の経験上、こういった飲食店でアルコールを持ち込んでも持ち込み料を取られることはほとんどなく、取られても1テーブルで20ドルなど最低限。

コップや氷を出してくれる場合は、チップを少し多めにおいていくなど工夫をすれば良いでしょう。

BYOBとわかっている場合は、近所にリカーショップやコンビニエンスストアがない場合もあるので、あらかじめ用意をしていくのがベター。

ローカルは、保冷バッグに入れて酒類を持ち込んでいる人をよく見かけます。ハワイでは普通のことなので、みんな準備万端ですね。

 

このコラムでは引き続きハワイの最新情報をお伝えしていきます。

 

Yuriko Galura (ガルラ百合子)
東京出身ホノルル在住。2008年ロサンゼルスのファッションスクールでファッションマネージメントを専攻し、2010年にハワイへ移住。2011年メードインハワイのファッション&アート産業をサポートしたいという思いから、ハワイ在住デザイナー&アーティストのためのマネージメント会社をハワイで設立。ハワイ在住を生かした独自のネットワークとコネクションを使って日々精力的に活動中。

WEBサイト: http://planzhawaii.com/
instagram: @yurikogal