【Hilo Kume 古き良きハワイを探す旅】ハナへの道
- 2019/10/10

イラストレーターのヒロ クメです。

茅ヶ崎で波乗りをやっていた頃からあこがれの場所だったハワイ。
そんなハワイに長年通い続け大好きなハワイアンミュージックやヴィンテージアロハシャツとの出会いなど様々なハワイを体感してきました。

本日より連載がスタートする【Hilo Kume 古き良きハワイを探す旅】。
僕の好きなハワイを長年撮りためた写真とともにお届けします。

 

マウイ島の玄関カフルイから東へ続く道36号線「ハナ・ハイウェイ」

ペケロ(Pekelo)が歌う‘Going to Hana Maui’を聴いているとマウイ島のハナ・ハイウェイでのドライブを思い出す。軽快なカントリー・タッチの曲で92年から93年にかけてハワイで大ヒットした。

それまではハナについて歌った代表曲といえばドン・ホーなど様々な歌手がカバーしている‘Hasegawa General Store’だった。‘Going to Hana Maui’の大ヒットによりこの曲がハナを歌った新しいマウイの代表曲となった。

カフルイからハナまでのロングドライブは617のカーブと56ヶ所の橋があり、その橋のほとんどがワンレーン・ブリッジ(One Lane Bridge)で、お互い対向車が譲り合わなければ渡れないほど狭い橋なのだ。以前は道路状態も悪くハナまでのドライブは‘過酷’とまで言われていた。‘ROAD TO HANA SURVIVOR’とプリントされたTシャツが売っていたくらいだ。

現在は道路も整備され道幅も広くなっているのでカーブとワンレーン・ブリッジの数は変わらないものの、以前よりはかなり走りやすくなっている。

僕はパイアの町で飲み物を買い滝やトロピカル・ジャングルを楽しみながら3時間くらいかけてハナまでのんびり行くドライブが楽しくて好きだ。

パイアから快適な道を40分ほど走るとフエロという地名がでてくる。このあたりから道は急に狭くなり、カーブもきつくなっていよいよハナ・ハイウエィ本番だ。ここから先の道沿いにはいくつかのビュー・ポイントが存在し、その中でも僕のお気に入りのポイントがある。

ハナまでの中間地点(Half Way to Hana)近くにある集落、ケアナエ(Keanae)を見下ろすポイントだ。この土地はハレアカラ火山から流出した溶岩でできた小さな半島で海岸沿いの岩は真っ黒で、そこにはハラの木(たこの木)が群生している。

この小さな半島には一面タロイモ畑が広がり、1860年に建てられた‘Ke’anae Congregational Church’という古い教会がタロイモ畑の中にたたずんでいる様子は昔から変わっていないのだろう。

ハイウェイ沿いのビュー・ポイントから半島全体を見渡すと、手前の滝から水路を経て水がタロイモ畑へと流れていく様子がわかる。ハワイではこの形態を“アプフアア”と呼ぶ。

昔はタロイモ畑ではなくフィッシュ・ポンド(養魚池)だったそうだ。伝説も残っているこの場所は古代ハワイの生活様式を守り続けている集落だ。

すぐ隣のワイルアの集落を見下ろすビュー・ポイントも必見だ。ケアナエ同様タロイモ畑が広がり1860年に建てられた小さな教会‘St.Gabriel Church’がまるで箱庭のように風景に溶け込んでいる。
ここまで来るとハナの町まではもうひと息だ。

美しい黒砂の海岸が広がるワイアナパナパ・ステイト・パークを過ぎると熱帯の花々が庭先に咲き乱れるハナの町に入る。

やがて広大な牧場(ハナ・ランチ)の丘の上に建つ大きな十字架(ポール・フェイガンの丘)が見えてくる。

町ののどかさと長い時間ハナ・ハイウエィを走りぬいた安心感とで幸せな気持ちになった。

ハナが“天国のような”といわれているのは、たどり着いたときの幸福感なのか、とも思った。ハナの有名店‘ハセガワ・ジェネラル・ストアー’は相変わらずツーリストで賑わっていた。

僕はハナ・ハイウエィを走って来た記念に‘ハセガワ・ジェネラル・ストアー’で

I SURVIVED
THE HANA HIGHWAY
HASEGAWA GENERAL STORE
HANA,MAUI, HAWAII-“FAR FROM WAIKIKI”

と書かれたバンパー・ステッカーを購入した。

僕にとって何度でも訪れたくなる幸せな時間をくれる場所。それがハナの町、それとハナ・ハイウエィだ。

 

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Hilo Kume(ヒロ クメ)
80年代から古き良きハワイをテーマに写真を撮り続け、マウイ島ラハイナで見た幻想的で美しいフルムーンに魅せられたのをきっかけに絵画、イラストにおいてもハワイをはじめ‘熱帯の楽園’の世界を表現し続けている。

https://www.hilokume.com/

【インフォメーション】
■10月25(金)~27日(日)
ALOHAポーチコラボ記念展示会

【場所】アルコインターナショナル東京ショールーム(恵比寿駅から徒歩は5分)
http://www.alco-group.com/

【テーマ】『Endless Summer』

【日時】
25日(金)12:00~20:00
26日(土)11:00~19:00
27日(日)11:00~18:00

ヒロクメアート&フォト、ヴィンテージハワイアン、ハイドロフラスクなど展示販売いたします。ヒロクメ氏も会場におります。

■10月29(火)~11月4日(月)
~楽園の彩~「ヒロクメが描く古き良きハワイと心に残る原色の日本」

【場所】滋賀県大津西武3階アートサロン
https://www.sogo-seibu.jp/otsu/

【時間】10:00~20:00(最終日は16:00で閉場させていただきます)

初の滋賀県での開催を記念してヒロクメが感じた近江五景を発表いたします。従来のハワイアートとアートグッズも販売。ヒロクメ氏は30日から4日まで在廊いたします。

■11月12(火)~17(日)
ヒロクメ個展 ~楽園の彩~「ヒロクメが描く古き良きハワイと心に残る原色の日本」

【場所】名古屋ノリタケの森ギャラリー
https://www.noritake.co.jp/mori/look/gallery/

【時間】10:00~18:00(最終日は16:00に閉場させていただきます。)

カレンダーやアートプリントも販売いたします。ヒロクメ氏は全日在廊いたします。