ハワイアン・サスティナブル・ライフ・ツアー レポート 2
- 2013/07/01

オヒア・レフアに勇気と希望をもらう

ビッグアイランド東部を訪れると、
リゾート開発が進んだオアフとは異なる
豊かな自然に感動する。

アカカの滝から見える森林を見て、「これこそハワイの自然なんだ!」と、
思わず記念写真を撮るかもしれない。

けれど、この場所から見えている植物は、
そのほとんどが元々ハワイにあった植物ではなく、
移民が持ち込んだいわゆる外来種だ。


モンステラやレッドジンジャー、バニヤンツリー、プルメリア‥‥。

ハワイの植物として印象的なこれらは、元をたどればその昔、
海を渡ってきたポリネシア人や西洋人が持ち込んだものだと聞くと、
驚く人も少なくないのではないだろうか。

ハワイ固有の植物にハワイ語で「ハプウ」と呼ばれるシダ植物がある。

アカカの滝でも見られるが、外部から持ち込まれた太い幹の力強いシダと比べると、
ややおとなしい印象だ。

ハワイ固有種の多くは、華やかな外来植物に比べ、少し地味で目立ちにくい傾向がある。
他の植物と生存競争をする必要がなかったからだそうだ。


太平洋の真ん中にぽつんと浮かぶハワイ諸島には、
海流や鳥、風に運ばれる以外に自然の力で種子がたどり着く事が困難なため、
独自の生態系が形成されてきたのだ。

ハワイ島の花として知られる、赤く鮮やかに咲くオヒア・レフアは固有植物の代表だ。

小さな種子を飛ばし、風と共にやってきて、風と共に次なる場所へ飛んでいく。


土の無い乾燥した大地にも根付く彼らは、
パイオニア(開拓者)植物と呼ばれているが、
黒々とした溶岩の割れ目から、力強く芽を出すその姿は確かに、
見る人に前へ進む希望と勇気を与えてくれるように見えた。

デザイナー KURO 趣味:和太鼓

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