
ロミロミ(lomilomi)は、辞書的には「もむ、マッサージする」という意味のハワイ語です。カイロプラクティックのような治療、薬草や祈祷による治療をとり入れている場合もあります。
ポリネシアをカヌーで渡ってきた人たちが持ち込んだものが原型で、その後、何世代にもわたりオハナ(ohana:家族)やアーイナ(‘aina:土地)に伝わり、発展してきました。かつては、幼いころに選ばれた幼い家族の一員だけに受け継がれていて、誰もが学べるものではなかったそうです。オハナ、島や地域によって、さまざまなスタイルがあります。
今日では、治療目的でのヒーリングというよりリラクセーションマッサージとして人気を集めていますね。
私のクムロミ(kumu lomi:ロミロミの師)は、「ヒーリングとは80%のマナ(mana)と20%のアロハ(aloha)である」と言います。天(スピリット)と地(自然)としっかりとつながり、人の体(ボディ)、心(マインド)、魂(スピリット)を本来の状態(ポノ:pono)にあるようにするのがロミロミであり、数ある他のマッサージとの違いだと学びました。
この連載では、私がハワイ島でクムロミから学んだことを、文章を通して皆さまとシェアしていこうと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
yumi
ロングライフロミロミの「エッセンシャル」をはじめ、オリジナルの『シェアするセルフロミロミ プラクティショナー講座』などを含むcasacocoteロミロミスクール開催。単発で『シェアするセルフロミロミ プラクティショナー講座』『オハナロミロミ講座』など、学んだこと、伝えたいことをベースにした多彩な講座は、初心者はもちろん、ロミロミセラピストにも好評。
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