【ハワイの花のある暮らし】プルメリアの冬越し
- 2019/12/20

aloha! ラニハワイの代表のYOJIです!

ハワイからプルメリアやハワイの植物を輸入販売しております。

もっと身近にプルメリアやハワイの花を感じてもらいたいと思い、連載を始させて頂くことになりました。お付き合いよろしくお願いします!

今回は 、これからの時期のプルメリアの管理方法を紹介します

プルメリアのお花を咲かすには、冬の管理も大事です

休眠の準備が始まったプルメリア。全体的に淡く黄色になってきます。

 

プルメリアは温度が下がると休眠の準備に

秋から冬に向かうに連れ、プルメリアは新芽の展開が遅くなります。

千葉の農場では、11月頃から室内へ取り込みを始め、12月の1週目までに全てを温室内へ移動します

全体的に葉が黄色になっていき、下の葉から落葉が進みます。この時期のプルメリアは、肥料は必要ありません。

また、お水の量も極端に少なくしてください。午前中の早い時間に霧吹きか、なるべく幹から離れた場所にジョウロであげ、夕方には乾くくらいの量で十分です。

水あげのタイミングは、1~2週間に1回のペースで良いです。

落葉がすすんだプルメリア。葉にハサミを入れても良いですが、落葉を待っても良いです。

 

休眠すれば、水あげを止めます

下葉から落葉が進み、新芽の展開も止まると休眠期になります。

この時期と春先の水のあげすぎでプルメリアを痛めるケースが多いので注意してください。

プルメリアの失敗の一番の原因が根腐れなので、普段からプルメリアの土や水はけの良い用土に植えてください。

新芽の展開も止まり、落葉が進むプルメリア

 

冬季の間でも環境や品種により、休眠しないで葉が茂っている場合があります。

この場合は、日中の暖かい時期に少量のお水をあげてください。やはり、夕方には乾いている量が望ましいです。冬の光は弱く短いので補助光も有効です。

水分が足りなくなると、シワが深くなってくる。

 

また、休眠しているプルメリアでも室温などで木の水分が足りなくなる場合があります。日の力や室温などで蒸散が進むとプルメリアの幹に縦ジワが深くなってきます。このタイミングでお水(湿気)をあげてください。

冬の置き場所ですが、なるべく温度差の少ない明るい場所が良いです。休眠時期でも室外の日向に出すことが有効です。愛好家さんで日中頻繁に出してあげることで大きくなって、毎年綺麗に咲かせております。

それでは、また来年!

Mele Kaliki Maka!!!
Hau’oli Makahiki Hou!!!

 

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黒川洋司
高校からマウイ島に移住し、マウイ大学を経てダイビング、サーフィンの現地サービスを主宰。帰国後、マリンスポーツやハワイ旅行関係の出版社でカメラマンとして勤務。現在は、広告や雑誌、WEBでの撮影の仕事と奥様の佐知子さんとLani Hawaii [ラニハワイ]とClub Marine[クラブマリン]を運営。

Lani Hawaii [ラニハワイ] http://lanicafe.com/
Club Marine[クラブマリン] http://www.clubmarine.co.jp/

【参考資料】
プルメリアブック (Coming soon!)
Plumeria in Hawai‘i