aloha! ラニハワイの代表のYOJIです!
ハワイからプルメリアやハワイの植物を輸入販売しております。
もっと身近にプルメリアやハワイの花を感じてもらいたいと思い、連載を始させて頂くことになりました。お付き合いよろしくお願いします!
今回は 、ハワイのカヌープランツであるティー(Ti・Ki)をを紹介します。
ポピュラーなグリーンティー
ハワイ文化に根付いている重要な低木、ティー
熱帯アジアが原産のこのティーは、ハワイアンの文化に深く根付いており、現在も重要な植物になります。
フラダンサーにも馴染みのあるティーは、ティーリーフとも呼ばれ、レイを編んだりフラスカートとしても使われております。
大事なものを包む風呂敷にも使えます。
食材を包んでラウラウにしたり、葉は万能に使えます。
食材を包んで料理屋お皿に使われたり、魔除けの効果があるので玄関先に植えられていることも多いです。
交通安全の意味で車のバンパーにテーリーフを結んだり、バックミラーに引っ掛けたりします。
KAPU(進入禁止)のロープにもティーリーフがあります。
ハワイアンの古代住居の復元の場所にもティーが植えられております。
また、古代ハワイアンの聖域で祈りの場所であるヘイアウに必ずあります。園芸品種も多く、観葉植物としても人気があるのでホテルの植栽にも使われております。
マウイ島ハナに自生しているレッドティーの林
園芸品種のティーは様々なバリエーションがあります。
ハワイ諸島全域に分布しており、特に島の北側のウエットエリアに多く見つけられます。比較的に寒さに強いく育てやすいので、ラニハワイでもとても人気がありのでぜひ、育ててみてください。
株が充実すると鉢植えでもお花を咲かせることができます。
ティーの育て方
●鉢植えで育てます。地下根で広がるので深い鉢が良いでしょう。
●小さめの株は、ハイドロカルチャーでも育てることができます。南関東エリアであれば、屋外での越冬も可能です。
●耐陰性もありますが、光量が少ないと葉が小さくなってしまうこともあります。
●置き場所は、太陽を好むのでなるべく南向きの日当たりの良い場所に置いてください。
●暑すぎる場合は、床と鉢の間にスノコや台などを使って空間を作ることで温度の上昇を防げます。活性期の6月~10月頃までは屋外で、冬場は昼と夜の温度差の少ない明るい室内に置いてください。(最低気温が10度を超えたら屋外へ10度を下回り始めたら室内へ)
●お水は、活性期は葉っぱの表裏にもお水がかかるようにたっぷりあげます。表面が乾いたらたっぷりあげてください。
●寒い時期は、与える量を減らし午前中の暖かい時間に与えます。用土は、観葉植物の土を使ってください。
●肥料は通年与えて良いが、生育に合わせて活性期に多めにあげ、寒い時期は控えめに与えてください。
●寒さには比較的強いです。地下根が深く伸びるので鉢を持ち上げるようであれば植え替えるか、根を切ると良いです。
●室内で通気性が悪くなるとコナカイガラムシやカイガラムシ、オンシツコナジラミなどが見られます。表裏の葉水で予防除去ができますが、ひどい場合は薬で対応します。
●ティーの増やし方は、幹の部分をログと呼び、水につけることで根を生やします。ある程度伸びてから鉢植えに植えてあげます。
●ハワイでよく見るお土産のログは、2019年の6月から現地の検疫書類がないと持ってくることができなくなってしまいました。
ハワイ語:ティー・キー
和名:ハワイフトモモ
英語:Ti・Ki
カヌープランツ
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黒川洋司
高校からマウイ島に移住し、マウイ大学を経てダイビング、サーフィンの現地サービスを主宰。帰国後、マリンスポーツやハワイ旅行関係の出版社でカメラマンとして勤務。現在は、広告や雑誌、WEBでの撮影の仕事と奥様の佐知子さんとLani Hawaii [ラニハワイ]とClub Marine[クラブマリン]を運営。Lani Hawaii [ラニハワイ] http://lanicafe.com/
Club Marine[クラブマリン] http://www.clubmarine.co.jp/【参考資料】
プルメリアブック (Coming soon!)
Plumeria in Hawai‘i