aloha! ラニハワイの代表のYOJIです!
ハワイからプルメリアやハワイの植物を輸入販売しております。
もっと身近にプルメリアやハワイの花を感じてもらいたいと思い、
連載を始させて頂くことになりました。お付き合いよろしくお願いします!
今回は 、前回紹介したオヒア レフア〔’Ohia Lehua〕の日本での育て方を紹介します。
オヒアレフアの花を咲かせることも夢ではない
ハワイでの生息エリアと高度の幅の広いオヒアレフアは、それだけ環境適応能力が高いので比較的ほかのハワイの植物に比べ育てやすいと言えるでしょう。また、温暖沿岸エリアの湘南エリアでは、鉢植えでの屋外越冬に成功しております。
オヒアレフアは、ハワイでも降雪や常に強い風に晒される、過酷な環境の高山エリアの2500m以上でも生息するほど寒さに強いです。水の少ない溶岩エリアでも生存できる順応性と多様性を持っています。
木が充実することでオヒアレフアを日本で咲かせることも夢ではありません!
ぜひ、育ててみてください。
珍しいオヒアレフア のオレンジ
オヒアレフア の育て方
鉢植えで育てます。
置き場所は、太陽を好むのでなるべく南向きの日当たりの良い場所に置いてください。暑すぎる場合は、床と鉢の間にスノコや台などを使って空間を作ることで温度の上昇を防げます。活性期の6月~10月頃までは屋外で、冬場は昼と夜の温度差の少ない明るい室内に置いてください。(最低気温が15度を超えたら屋外へ15度を下回り始めたら室内へ)
小さい苗の実生オヒアレフア
お水は、活性期は葉っぱにもお水がかかるようにたっぷりあげたら、長く続く湿気を嫌うので鉢内まで乾くまで待ちます。根が水分を求めて広がるとお花も咲きやすくなります。
寒い時期は、霧吹きなどで与える量を減らし午前中の暖かい時間に与え、夜には表土が乾く量で良いです。用土は、水はけの良い土を使ってください。
鉢内が乾燥するタイミングを作ってあげると根が水分を求めてよく広がります。
挿し木苗のオヒアレフア
肥料の与える時期は、活性期の6月~10月頃に生育に合わせてあげてください。基本的に置き肥を与え、生育に合わせ液肥も与えます。
寒さには比較的強いです。株が大きくなると、雨水がかからない環境であれば、関東ではベランダなど外でも越冬できます。 多少の寒さに当てた方が花付きが良くなるようです。
鉢(土)がカラカラに乾いていれば比較的低温でも大丈夫ですが、湿った状態で急激に温度が下がると根腐れの原因になってしまうこともありますので、冬期に屋外に出している時などは気をつけてください。
オヒアレフア のツボミ
害虫は付きづらいですが、通気性が悪くなるとコナカイガラムシやカイガラムシ、オンシツコナジラミなどが見られます。葉水 (特に裏に注意!)で予防ができますが、ひどい場合は薬で対応します。
ハワイ語:オヒア レフア
和名:ハワイフトモモ
英語:’Ohi’a Lehua
ハワイ固有種
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黒川洋司
高校からマウイ島に移住し、マウイ大学を経てダイビング、サーフィンの現地サービスを主宰。帰国後、マリンスポーツやハワイ旅行関係の出版社でカメラマンとして勤務。現在は、広告や雑誌、WEBでの撮影の仕事と奥様の佐知子さんとLani Hawaii [ラニハワイ]とClub Marine[クラブマリン]を運営。Lani Hawaii [ラニハワイ] http://lanicafe.com/
Club Marine[クラブマリン] http://www.clubmarine.co.jp/【参考資料】
プルメリアブック (Coming soon!)
Plumeria in Hawai‘i