【ChiyoTia’s Hi Feelin’】チヨティアというエンターテインメントビジネスでハワイに恩返しを
- 2019/04/10

Aloha! ChiyoTia(チヨティア)です。

東京生まれ、ハワイ育ちのシンガーソングライターで、現在は日本で活動しています。

今月からスタートするビーチカルチャーをテーマにしたコラム「ChiyoTia’s Hi Feelin’」。私のコンセプトでもあるアーバン&リゾートなハワイを感じていただけるお話をお届けします。

今回はまず、自己紹介を兼ねて、私のルーツストーリーについてご紹介します。

 

日本?ハワイ?ChiyoTiaのルーツとは

日本で生まれ、ハワイに渡ったのは3歳の時。物心がついた頃からハワイにいるので、どこが私のベースで、何語が私の母国語なのかという意識は全くありません。

生まれたのは日本という所なのだろうな、でも今はハワイにいて、この人がお母さんなんだろうなという認識はありました。当時おばあちゃまと一緒に住んでいたのですが、幼い頃は彼女のことを母親だと認識していたんです。

おばあちゃまは日本で子どもを3人産んだ後、ハワイでひと旗揚げようと、身一つでハワイに渡りました。それから何年も1人で頑張って、人並みの生活ができるようになってから子ども達を呼び寄せました。母はハワイで恋に落ちて日本で私たちを出産、それからなぜか私だけおばあちゃまと暮らすことになったんです。

 

チヨティアが影響を受けたのはハワイのおばあちゃま

おばあちゃまのことを心から尊敬するようになったのは、ハワイを離れてアメリカ本土に住んでから。それまでは自由気ままで好きな人生を生きている人だとは思っていたけれど、別の意味で尊敬するようになりました。

ハワイは様々な人種の宝庫で、日本人であってもハワイアンと同じように暮らしていました。ところが、当時住んでいたニュージャージー州のある街に日本人は私ひとりだけ。自分が異文化として受け入れられ、差別的な目で見られるようになった時に初めて、おばあちゃまはすごい所で頑張ったんだと。

おばあちゃまが移住してきた当時は戦後間も無い頃なので、日本人に対してあまりよい印象は持っていなかったのでしょう。戦前に移住してサトウキビ畑で働いていた人たちとは違って、おばあちゃまは商売をしに来たので、人の見る目も違うし、言葉もろくに話せないし、女ひとりで本当によくやったと思います。

 

そういった昔のことを、おばあちゃまはあまり話したがりませんでした。自分の好きな人に嫌われたり、仕事がうまくいかなかったり、人のことを裏切ったことも、裏切られたこともあるでしょう。「そんなことを今更言ってどうなるの?私の過去のストーリーを聞いたってあなたにはなんの得にもならなでしょう?」という人でした。それで『あなた』というおばあちゃまのことを歌った曲の中で「遠い昔の話だからと思い出話、苦手なそぶり」という歌詞が生まれました。

 

チヨティアが歌を歌うワケ

おばあちゃまはカラオケで歌うのが好きな人で、下手なのに大トリをとって皆からバルーンやレイをたくさんもらっていました。私の方が歌も上手いしダンスも上手なのに。それで見返してやろうと思ったのが歌を始めるきっかけです。おばあちゃまのことを尊敬はしているけれど、当時は基本的にライバルとしか思っていなかったんです。

おばあちゃまに褒められたことは1度だけ。彼女が日本に来た時、ラジオ番組で生演奏をする機会があり、その演奏を家で聞いてくれました。『三日月』という曲で、オアフ島のマノアが舞台。それを聞いて、「あれ、マノアの家のことでしょう。うまかったわよ」と。

私が今もエンターテイナーとして歌を歌っているのは、おばあちゃまに対する気持ちが大きいのかもしれません。ハワイでは散々悪いことをして大変な思いをさせたり、迷惑をかけたりしてきたので、「ChiyoTiaはちゃんとやっているよ」とアピールしたいのかも。

 

ハワイより日本で音楽活動を

ハワイでなく日本を活動の場として選んだのは自分のルーツだから。育ったのはハワイでも、血は日本人。血はすごく大切。だから、日本で活躍する、売れるというのが第一条件。そしていつか、私という人間を構築してくれたハワイに恩返しをしたい。

元々おばあちゃまも日本の文化をハワイに広めて、ビジネスで成功しようと思って、日本を背負って行った人。だから私も日本でChiyoTiaというエンターテインメントビジネスで成功してたくさんのファンを連れてハワイに行き、ハワイと日本の架け橋になりたい。

 

少しでも体にいいことを サラダ専門店very veggy

ハワイで住んでいた家では皆昼も夜も仕事をしていてほとんど家にいなかったので、テーブルを囲んで一緒にご飯を食べた記憶があまりありません。私の主食はもっぱらバーガーキングとタコベル、ジッピーズ、セブンイレブンのスパムむすび。当時のハワイでは生野菜があまりおいしくなく、好きではありませんでした。

野菜嫌いは日本に来てからも続いていて、サラダ専門店very veggyに連れてきてもらった時も、「あまり好きじゃないのに」と思って食べたらびっくりするくらいおいしかったことを覚えています。こういう食事をハワイにいる時から食べていたら、もっとちゃんとした人間になっていただろうという罪の意識で今は野菜をモリモリ食べています。

very veggyの野菜は1つひとつの野菜の味がきちんとしていてエネルギッシュ、これから頑張ろうという時や、1日のスタートにぴったり。皆さんもぜひ一度食べにきてみて!

very veggy
神奈川県藤沢市藤沢1003-1
0466-22-7822
10:00〜17:00(火曜日定休)
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次回は私が時々訪れる、ハワイのお家のリビングルームのようなカフェをご紹介します。

Mahalo!

 

ChiyoTia
東京生まれハワイ育ち。アーティスト名「ChiyoTia」は、彼女の日本名とハワイアンネームからつけたもの。幼少時代に母方の実家のハワイに渡り、幼い頃から父の親しんできたジャズやハワイアンミュージックをはじめ、ジャンルを問わず幅広い音楽に触れて育つ。帰国後シンガーソングライターとして活動を開始。これまでに3枚のアルバムを発表。昨年CD付きマガジンをリリースし、今春全国ツアーを開催。8月には初の単独ホールコンサートを行う。ナチュラルでありながらもソウルが同居するしなやかなその歌声は、『日本とハワイ』異なる2つのルーツが育んだ、『何者にも属さないインディペンデントな感性』によって独自の世界を築きあげている。

チヨティア・オフィシャルサイト https://chiyotia.com/