【Body Making for Hula】しなやかな体をつくる12ステップ Step11 正しいスクワットとは
- 2018/05/18

Aloha! HLCスタッフのMACHAです。

人気の連載コラム「Body Making for Hula」。フラダンサーのために考えられた12のトレーニング法を、ハレ・オハナの坂本律子先生指導のもと、毎月1つずつご紹介していくコーナーです。

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今回は、フラの基本姿勢、(アイハア:膝を曲げて腰を落とす姿勢)を保つ筋肉を整える正しいスクワットの仕方をご紹介します。

 

Step11 正しいスクワット

フラダンサーは、よく背中を反らせてスクワットをしてしまいがちです。すると目的としている筋肉が十分に働いてくれません。

スクワットはフラにつながる動きですが、フラと切り離し、スクワットはスクワットと割り切ってトレーニングしましょう。

今回は3種類のスクワットをご紹介します。

 

【腰を落とすスクワット】

1、両足を腰の幅くらいに開き、膝を足の人差し指と中指の間くらいに向ける。

2、両手を前に伸ばし、上半身をまっすぐに保ちながら、お尻を後ろに引くようにして腰を落とし、もとの体制に戻る。

※膝がつま先より前に出ないように注意しましょう。

 

【足を前後に開いて行うスクワット(スプリット・スクワット)】

1、足を前後に開く。前の足の膝が足の人差し指と中指の間に向くように、後ろにひいた足のかかとがまっすぐ後ろを向くようにする。

2、上半身をまっすぐ立てて真下に下がり、もとの位置にまっすぐ上がる。

※前に出した足の膝が親指よりも内側に入らないように注意しましょう。また、骨盤が傾かないように気をつけましょう。

 

【足を横に開いて行うスクワット(ワイド・スクワット)】

1、足を横に広げてつま先を外に向け、膝が足の人差し指と中指の間に向くようにする。

2、太ももを上(外)に向けるようにしながら、上半身をまっすくに保って腰を落とし、もとの位置にまっすぐ上がる。

 

いずれも1セット10回程度。1日に3セットほどを目安に行いましょう。

膝を曲げる角度は最大でも太ももが床と平行になる程度です。膝に痛みがある場合は無理に行わないようにしてください。

 

いかがでしたでしょうか。

正しいスクワットを行うとどの筋肉を意識して腰を落とすのかが分かるので、フラの基本姿勢のとり方が分かるようになります。無理なく基本姿勢をとれるようになると、楽に踊れるようになりますよ。

次回は、片足で立つための、ちょっと変わったスクワットをお伝えします。

Mahalo!

 

監修:坂本律子
ハレ・オハナ代表。理学療法士。日本コア・コンディショニング協会認定マスタートレーナー及びひめトレ・インストラクター。「フラのための体づくり」を考案し、多くのフラダンサーをサポートしている。
https://haleohana.jp/

 

MACHA