
Aloha! HLCスタッフのMACHAです。
人気の連載コラム「Body Making for Hula」。フラダンサーのために考えられた12のトレーニング法を、ハレ・オハナの坂本律子先生指導のもと、毎月1つずつご紹介していくコーナーです。
今回は、美しいハンドモーションに欠かせない、肩甲骨を動かすエクササイズをご紹介します。
Step10 肩甲骨を動かす
肩甲骨は、背中にある一対の三角形状をした大きな骨で、周囲の様々な筋肉がバランスよく動くことで動かされています。
もし一方にだけ力を入れて引っ張るように動かしてしまうと、肩甲骨周りの筋肉のバランスが崩れてしまうことに。
すると腕を上げづらくなるため、自然と体を傾けて腕を上げようとしてしまいます。これでは美しいハンドモーションにはなりません。
肩甲骨が自由に動くように普段から動かしておきましょう。
【LESSON】
1、胸の筋肉を緩めるため、胸の真ん中から肩先に向けて優しくなでる。リラックスさせることが目的なため、強過ぎないように注意。5〜7秒程度で往復するようなスピードで行う。
2、肩先を軽く回す。肩よりも鎖骨が回っていることを意識しながら、前回し、後ろ回し共に行う。
3、鎖骨を上げたり下げたりする。
4、鎖骨を前後に動かす。
いずれも軽く動かすことがポイント。凝っている人は、ゴリゴリと感じるくらいの軽さで。それぞれ1セット10回程度を目安に、1日3セットほど行いましょう。
いかがでしたでしょうか。
座りながらできるトレーニングですので、デスクワーク中、リラックス中など、時々動かしてみてください。
トレーニング後に肩が軽くなったり、フラを踊る時に腕が上がりやすくなったりするだけでなく、肩こり改善効果も期待できます。
次回はフラの基本姿勢がとりやすくなる、正しいスクワットの仕方についてご紹介します。
Mahalo!
監修:坂本律子
ハレ・オハナ代表。理学療法士。日本コア・コンディショニング協会認定マスタートレーナー及びひめトレ・インストラクター。「フラのための体づくり」を考案し、多くのフラダンサーをサポートしている。
https://haleohana.jp/
