【ハワイに住もう】子どもを1人にしてはいけない法律も!ハワイでの子育ては、日本よりも大変!?
- 2018/02/09


前々回のコラムで取り上げた「ハワイの教育」というテーマ。やはり家族で生活を築く上で重要となることなので、かなり注目度の高い記事となりました!

ハワイ在住ライター・相原光さんが書く、第12回の『ハワイに住もう』は、そんな教育についてのコラムと関連した箇所もある、ハワイの子育てがテーマ。

日本とは全く異なる考え方や法律は、自国の子育て環境についても改めて考えさせられる記事になっています。

【ハワイに住もう】コラムはこちら>>

 

ハワイでは子どもをひとりにできない!


子どもに関する法律で、日本とハワイの大きな違いといえば、「子どもをひとりにできない」こと!ハワイで子育てと言ったら、とにかくこの法律に尽きます。この法律は、子育てだけではなく生活全般に大きく影響しているので、今回はこのルールを中心に解説します。

ハワイ州では、12歳以下の子どもを13歳以上の保護者なしでひとりにすることができません。子どもを放置して危険な状態にさらした場合、親や保護者が逮捕される可能性があります。

このため、子どもに留守番をしてもらったり、子どもだけで遊ばせたり、子どもに買い物に行ってもらったりすることができません。学校に行くにも必ず付き添いが必要になります。

日本人からすると、これはすごく大変な気がしますよね?子どもにしても、遊んでいる時に必ず親がそばにいるなんて窮屈なのでは? と思いますが……。

実際に子育て中の方にこの件について尋ねてみたところ、「本当に大変!」との答え。「とにかく、どこに行くにも連れて行かなければならない」とのこと。それが13歳まで続くわけですから、結構な長い期間です。特に、子どもの送迎は大きな負担だそうです。

 

就学前教育のプリスクール(保育園)は任意

【学校の段階別概況】
就学前
●プリスクール(保育園)/1歳前後~4歳

義務教育5歳~17歳の13年間(幼稚園小中高の通学年数は1・5・3・4制と1・6・2・4制の2種)
●幼稚園(義務教育に含まれる)/5歳
●小学校/6歳~10歳または6歳~11歳
●中学校/11歳~13歳または12歳~13歳
●高校/14歳~17歳

プリスクールは義務教育ではないので通園は任意ですが、日本人の子どもはプリスクールに通っている子が多いようです。通園時間は施設によって異なりますが、1日コースか(6am~6pmくらい)か半日コース(6am~12:30pmくらい)を選べます。

子どもを長時間預かってもらえるのはメリットですが、費用はかなり高め。ホノルルだと1か月800ドル以上はかかります。(ハワイ島ヒロはもう少し低額)

6月と7月は夏休みになりますが、オプショナルとしてサマースクールを実施しているのが一般的で、金額・時間は通常の設定と同じくらい。

プリスクールの前に、未就学児を遊ばせることができる地域施設として「ケイキステップス」があります。日本の児童館のようなもので、費用は無料。ただし、事前の登録と保護者の同伴が必要です。

 

1日中子供の送り迎えで終わってしまう?


小学校に入ると、学校は8時スタート。終わる時間は曜日によって異なります。(小学校は2:15pmまで・水曜は1:25pmまで)

登下校の送迎の時間帯は、車が大渋滞します。ハワイは車社会なので、ごく一部を除き送迎は車が必須。構内の駐車場も混雑するので大変です。送迎はドライブスルー式になっている学校もあります。

スクールバスもありますが、こちらは有料。家と学校が近過ぎると利用できないこともあるようです。子どもをバスに乗せるまでと、バスから降りるときは送り迎えが必要。自分で送迎するのとどちらがラクか? 難しいところです。

小学生の子どもとプリスクールに通っている子どもがいる場合、終わる時間が異なるので、送迎時間も時間差に!これも結構大変だそうです。

放課後は「A+(Aプラス)」というプログラムがあり、夕方まで子どもを預かってもらうことができます。日本の学童のようなものですが、こちらも有料。1か月100ドル程度かかります。両親が共働きであることが条件で、子どもの年齢規定も有り。

学校の送迎に加えて、習い事の送迎もとなると、「1日中送り迎えで終わってしまうのでは?」というくらい大変! 両親がフルタイムで働いているとかなり大変そうです。実際、子どもが小さいうちは、母親は専業主婦またはパートタイムという家庭も多いようです。

家族や親せきが近くにいる場合はお互いに協力しあえますが、日本から単独で移住する場合、そのあたりを十分に考慮する必要があります。「歩いて学校に通える社会って便利なんだなあ」と改めて思ってしまいました。

 

アメリカは子連れに比較的やさしい社会


さて、アメリカで子育てするマイナス面ばかりが目立ってしまいましたが、プラス面といえば、「アメリカは子連れに比較的やさしい社会」と言えること

子どもをひとりにできないため、どこにでも子どもがいるので、子連れで嫌がられるという機会はかなり少ない気がします。アメリカ生活に慣れている人は、「日本に行ったとき子連れで電車に乗るのが大変だった」と話していました。

 

日本よりアメリカの方がしつけが厳しい?


日本から子連れでハワイ旅行に来ている人たちを見ていると、子どもが騒いでいても何も言わない親が多いので驚くことがあります。ハワイでは、公共スペースで子どもが泣き叫んでいるような状況はあまり見かけません

日本に比べるとアメリカの親の方が子どもに厳しい気がします。子どもも親の言うことに結構きちんと従っている子が多い。

アメリカというか、ハワイは日本に比べるとリラックスして生活しているので、子供たちもストレスが少ないのかもしれませんね。

相原

相原光
ハワイ島在住フリーランスライター兼SUSHI屋のおかみ。群馬県出身、早稲田大学卒業。2008年ハワイ移住後、ハワイの文化歴史や美容・健康・レストラン・スポーツ・ビジネス・音楽・アート・農業など、あらゆる分野で記事を執筆。ハワイの著名人へのインタビューは百名を越える。2012年に夫婦で持ち帰り寿司店をオープン。ライターとして活動しつつ、寿司屋のおかみとしても格闘中。

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