【Body Making for Hula】しなやかな体をつくる12ステップ Step6 体幹の左右差を改善する
- 2017/12/18

Aloha! HLCスタッフのMACHAです。

人気の連載コラム「Body Making for Hula」。フラダンサーのために考えられた12のトレーニング法を、ハレ・オハナの坂本律子先生指導のもと、毎月1つずつご紹介していくコーナーです。

これまでの掲載記事はこちら↓
Step1 姿勢のチェック>>
Step2 インナーマッスルを働かせる>>
Step3 骨盤の前後の傾きを整える>>
Step4 頭の位置を整える>>
Step5 肩の高さを均等にする>>

今回は、体幹の左右差を改善するエクササイズをご紹介します。

 

Step6 体幹の左右差を改善する

体幹に左右差があると、骨盤の高さや腕の上げやすさに影響を及ぼすことがあります。

骨盤の高さは足の長さと関係なく左右差が出ることがあります。その原因の多くは太ももの筋肉が張りすぎていることですが、腰部や腹部、臀部の筋肉の差によっても起こります。ここでは、体幹の側面の左右差を解消するエクササイズをご紹介します。腰痛の改善にもつながりますよ。

 

【Lesson】体側を伸ばす

1、骨盤をまっすぐに立てていすに座る(いすに座らない場合は骨盤がまっすぐに立っていることを確認する)。

2、両手を後頭部に当て、ひじを張る。両ひじが肩の真横にくるようにする。

3、ひじを動かさずに、左右どちらかのひじを見るように顔の向きを変える。

4、顔が向いた方のひじを上げるようにして脇腹を伸ばし、脇腹の筋肉が溶けるのを待つようなイメージで30秒キープする。左右とも行い、より硬く感じた方を1回多く行う。

※顔とひじが後ろに倒れてしまわないように、骨盤をしっかり立てて行いましょう。どちらかというと、ひじを上げている側に体重がかかるように意識してください。

【Lesson】体をひねる

1、骨盤をまっすぐに立てていすに座る(いすに座らない場合は骨盤がまっすぐに立っていることを確認する)。両膝の間は拳1つ分開ける。

2、両ひじを脇腹につけて両手を合わせる。

3、そのままの姿勢で、息を吐きながら、指先が左右の膝の方向に向くように体をひねる。指先が膝の方向を向いたら動きを止めて息を吸い、息を吐きながら反対の膝の方向に体をひねる(腹式呼吸で行う)。

※肩や骨盤が傾かないように、前後左右の体重が均等のまま行いましょう。

いずれも1セット5〜10回、1日に3セットほどが目安です。

いかがでしたでしょうか。

体幹の左右差がなくなると腕を上げた時のポジションが決まりやすくなりますね。仕事の合間にも行えるので、長時間同じ姿勢が続いた後などに行って見てください。

次回は股関節を安定させる方法についてご紹介します。

Mahalo!

監修:坂本律子
ハレ・オハナ代表。理学療法士。日本コア・コンディショニング協会認定マスタートレーナー及びひめトレ・インストラクター。「フラのための体づくり」を考案し、多くのフラダンサーをサポートしている。
https://haleohana.jp/

 

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