
ハワイ・ライフスタイル・クラブでは、美しい大地や海を次世代まで守るための自然の再生活動を行い自然を学ぶ「Aloha Re-Born Project」を発足。
ビーチクリーン活動のほかオンラインショップの売り上げの一部は、海辺の環境保護活動を行なっている国際環境NGO「サーフライダーファウンデーション」を通し、NPO法人「日本ハワイアンカヌー協会(JHCA)」に寄付させていただいております。
オンラインショップでの注文で、気軽に社会貢献へ参加することができます。
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カヌーを通して自然や文化の大切さを知り、次世代の担い手を育てる

https://www.kamakurago.com/より引用
JHCAの創始者はハワイの伝説的なサーファーである、タイガー・エスペリ氏。初めて日本を訪れたときに鎌倉の長谷寺に魅了され、翌年、長谷観音様のことを深く知るために再度日本にやってきました。
慈悲の女神であり、海の女神であるとされ、漁師や船乗りはもとより、海で泳ぐ人たちを守るために自らの身を海へ投げたという言い伝えもあります。「私たちサーファーも守られている」と感じ、彼の人生の中で培われていった海に対する畏敬の思いを観音様に問うべく、日本を再び訪れたのです。
そしてもう1つの夢が彼の中に芽生えます。それは、日本に航海カヌーをつくること。ポリネシアンスタイルのボヤージングカヌーを日本で建造することで、航海カヌー建造術や、風を理解し捕らえる技術、星当てによる航法を伝えたいことはもちろん、航海で必要となる基礎的な技術が、日本の自然環境への理解を深めると考えました。
さらに太古の日本人が感じていた自然との精神的なつながりを取り戻してくれるはずだ、と。ハワイやポリネシア、日本は、島国という共通点をもっています。島に生きる私たちが何を失い、何を取り戻すべきかを航海カヌーが教えてくれると彼は考えていました。
今の子供たちにも島に生きる誇りを教えると共に、生物や地球とともに生きるという重要性を知らせることで、健全な地球の未来を次世代へつなげることを目指していたのです。

https://www.kamakurago.com/より引用
そんな彼の願いは多くの人々と共有されて行き、カヌー委員会が設立できるほどの人数になっていきました。しかし、2005年7月、志半ばのまま、病気の為タイガーはオアフ島クイーンズホスピタルで逝去します。
思いは残りの人々に受け継がれ、1998年の発足から時を経て、2009年に神奈川県よりNPO法人として認可。そして2011年秋、嵐とともに南伊豆・赤穂浦に1本の大木が流れ着くことが本格的始動のタイミングとなりました。
大木が浜に流れ着いたとき、その傍らに、JHCAの創始者、故タイガーエスペリの守護神であるサメ(Manō)がいたのです。このことから、カヌーは「Manō Kamakura号」と命名され、建造プロジェクトがスタートしました。
JHCAではこのカヌープロジェクトを総称してカマクラ号プロジェクトと呼んでいます。ポリネシア語で「カマ」は子供、「ク」は昇る、そして「ラ」は太陽を意味し、「日出ところの子供達」という意味を指すのです。
カヌー建造に使われた大木は長さ10.7m、重さ約5トン。2012年4月、日本の原住民族であるアイヌの結城幸司さんによるアイヌの伝統儀式と、ハワイ島のクムフラ(フラダンスの巨匠)タウポウリタンガロー氏による、建造と航海の安全、成功を祈願したセレモニーを執りいました。
さらに6月にはハワイ島ヒロの著名なカヌービルダーであるレイ・ブーマタイさん、カラニ・カハリオウミさん、アリカ・ブーマタイさん達の指導の元建造に着手。多くの方々による寄付とサポートのもと無事に10月27日、湘南や伊豆から集まった人々に見守られながら無事に進水しました。

https://www.kamakurago.com/より引用
現在は藤沢、仙台が中心となっていますが、日本全国にこの動きを広めるべく、作り上げたカヌーの乗船会などを行っています。また丸太からカヌーを作ることができる職人をハワイから呼び、カヌーを作っている様子を子どもたちに見せる機会も生み出しています。
教えを強要するのではなく、ハワイで大事にされてきた伝統技術を日本に広めていく中で、カヌーに乗った子どもたちが海から自分たちのまちを見つめ、海風を受けるといった経験を通して何かを感じ取り、大きくなったときによりより未来が目指せればと、JHCAでは考えています。
国際環境NGOサーフライダーファウンデーションは活動の一つとして、JHCAの取り組みを支持しています。ハワイ・ライフスタイル・クラブも売り上げの一部を寄付することで活動を支援し、自然や人との触れ合いが、次世代の自然環境への理解と関心を高めていくことを願います。