【暮らすように過ごす旅 レポート2】目で見て、手で触れて、心で知る。ハワイの本物の自然とは?
- 2017/10/12


HLCでは、今年の6月、7月、9月に長谷川久美子さんがガイドする、濃密なハワイ島ツアーを実施しました。

「楽しかった」で終わる、ありふれたパックツアーとは異なり、ダイナミックな自然を肌で感じながら【暮らすように過ごす旅】がこのツアーのコンセプト。参加者からの評価も高く、〝日々の暮らしに、アロハな風を〟をコンセプトに活動するHLCならではの、ローカルの日常を体感できる特別なツアーとなりました!

前回から、全4回にわたって、私が9月に参加したツアーをレポートします。今回は第2回目!

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【暮らすように過ごす旅レポート1】はこちら>>

 

暮らすように過ごす旅 2日目



2日目は火山国立公園にあるボルケーノハウスでの朝食からスタート。噴煙をあげるハレマウマウ火口を横目に、食事なんて滅多にできる体験ではありません…!


焼きたてのオムレツなど、セルフで美味しい食事を楽しみながらも視線はついハレマウマウ火口へ。朝の空気が澄んだ時間帯もよかったですが、夜なら赤い噴煙が見えるそうなので、また一味違う美しさを堪能できそうです。

朝食を食べ終えたら、早速外へ。快晴だったため、噴火が起きたクレーターをたくさん見渡すことができました。



景色も圧巻ですが、建物内にある展示も重要。例えば、飾られた絵画。左の黄色い鳥はパリラと言うそう。ハワイの固有種で、数がどんどん減少しているそうです。


原因の一つは、パリラの好物であるマーマネの森の減少。久美子さんはネイチャーガイドだから、というのもあるのですが、個人的にも鳥が大好きだそうで、ツアー中も色んな鳥を見つけては教えてくれました。

「小さな子どもが大きくなったときも、この鳥達が見られるように、自然を守っていけたら」という気持ちには、ただただ共感するばかり。自然溢れる場所に見えても、ハワイ島は様々な問題も持ち合わせています。知ることがまず歩みよる第一歩になるのかもしれません。

そして実はこのボルケーノハウス、暖炉や外壁などの一部に溶岩が使われています。溶岩が流れていく映像を見た後に、実際に手で触れてみると少し不思議な気持ちになるはず。

次に向かったのは、レインフォレスト。柵で区切られた植物園です。日本では想像できないかもしれませんが、ハワイ島ではノブタが出るそうで、入り込まないように柵で防いでいます。道路にもノブタの侵入を防ぐ仕掛けがあったりと、対策が入念にとられています。


踏み込むと、大地から湧き出る様々な植物のパワーを身近に感じることができます!つい深呼吸して、美味しい空気を胸いっぱいに取り込んでしまいました。




色んな植物がありますが、実は植物園のものも、すべてが固有植物というわけではないそう。一口にハワイの外来種といってもタイプがあるそうです。

例えばストロベリーグアバやジンジャーは力が強く、自分の生命力のままに周りの環境を侵食してしまう自己中心的なタイプの外来種。しかし一方でプルメリアは、元々あった自然と調和していったタイプの外来種だそう。

「ハーモニーのある自然」と久美子さんはおっしゃっていましたが、確かに共存していくことが重要なのかもしれません。




特徴的な植物が多く、日本との違いにただ圧倒されました。でも意識して見れば、日本の植物も全部個性のあるユニークな存在なのかもしれません。葉っぱの形も質感も、細かく見れば全て違っていて、ただ気づいていないだけなのかもしれません。

植物園の向こう側は何も施されていない場所。こんな風に固有種を守っていく環境が少しずつでも広がっていくことこそ、重要です。


そのあとは、サーストン・ラバ・チューブや、車でチェーン・オブ・クレーターズ・ロードを海岸線まで下っていきました。ダイナミックな自然に圧倒されるばかり。




途中で立ち寄った場所で、オヒアレフアを見ることができました。ハワイ島は四季がないので寒暖差が低く、年輪ができないそう。オヒアレフアの樹齢はその太さで判断できます。

毎年1mmずつ太くなっていくそうなので、ある程度育つにも一苦労。きっと私の年齢も有に超えているはず。


久美子さんに進められて、赤い花の根元にたまった蜜を小指ですくいなめてみると、本当に甘い!いつもモチーフとして見ていたオヒアレフアを実際に見て、触れることができるなんて。感動です。



素敵なレストランで夕食をとったのち、暗闇に灯る噴煙を見に、ジャガー博物館へ。日中とは打って変わって、情熱的に燃える明かりを見ることができました。

(レポート3に続く)