【ハワイに住もう】素材のサイズが大きくて、味も大味!?ハワイの食事情について
- 2017/08/09

ハワイ旅行で楽しみなものといえば、外せないのは「」!レストランで外食するのもいいですが、食材を買いだして料理をすると、より現地の味や素材の特徴をダイレクトに感じられます♪

第6回の『ハワイに住もう』では、ハワイ在住ライター・相原光さんに、ハワイの食事情について書いていただきました!薄々感じていた人は多いかと思いますが、実際に比べてみると、よりハワイの実情が見えてきますよ!

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揃っているものの、割高な日本の食品

日本人がハワイに住む場合、食に関してはあまり困ることはないと思います。特に、自炊生活をするならほぼ問題ナシ。日本と同じような食生活を送ることができるでしょう。

オアフ島には日系のスーパーマーケットがたくさんあるので、日本のものは本当になんでも揃っています。逆に、ハワイで手に入らないものが思いつかないくらい。(※他の島は事情が異なります)

生鮮食品は、日本とほぼ同じ種類のものが手に入ります。調味料は、日本のしょう油や味噌はもちろん、カレールウや麻婆豆腐の素、めんつゆ、オタフクソースや塩麴、柚子胡椒まであります。

飲料は、日本のジュースやお茶類が色々揃っていますし、アルコール飲料も、ビール、日本酒、焼酎、梅酒も有ります。レトルト食品やインスタント食品、冷凍食品、お菓子なども、日本のものがたくさんあり、簡単に手に入ります。

なんでも揃っているとはいえ、日本のものは総じて割高。韓国系のスーパーやアジアの食材店は、同じものがもっと安いことがあるので、上手に利用するのも手。韓国をはじめ、アジア諸国と日本の食には想像以上に共通点があり、びっくりしました。

スーパーマーケットには、必ずオーガニックコーナーがあります。また、オーガニックフーズ専門店もあり、とても人気があります。日本に比べるとベジタリアンが多く、高くても品質の良いものを求める消費者が増えているようです。

10年前にはなかったけれど、今ではどこのスーパーにもハワイ産のコーナーがあり、こちらも需要が高まっています。

 

アメリカの食材の特徴

野菜や果物は日本と同じようなものがありますが、基本的にすべて大きなサイズ!キュウリやナス、トマト、ニンジンなどは、倍以上の巨大サイズが一般的で、日本の野菜はまるで赤ちゃんに見えます。

大きさに比例して、味も大味。ゴリゴリした食感のトマトには衝撃を受けました。日本の野菜のようなみずみずしさはあまり期待しない方がいいかもしれません。果物も日本に比べてサイズが大きく、ドライな印象です。これは、食材の使い方の違いが反映しているのかも!

ちなみに、果物は熟れていない状態で販売されていることが多いので、購入してから熟れるのを待たなければなりません。野菜と果物は、アメリカ本土からの輸入品よりもハワイ産のものの方が断然おいしいので、私はファーマーズマーケットで購入しています。

 

薄切り肉がない! 精肉素材事情

肉類は、牛・豚・鶏の他、ターキーが定番。価格は日本よりもかなり安いと思いますが、ハワイでは鶏肉がやや高め。肉類は、ひとつのパックの量がものすごく多い! 少なくても400gくらいから、数㎏のパックが普通にあります。さすが肉食の国!(※量り売りもあります)

また、薄切り肉というものが基本的にありません。薄切りと書いてあっても全然薄くなかったりします。

鶏肉は、もも肉だけ、胸肉だけと部位別にパックされており、骨・皮付きが一番安く、ファミリーパックとなると10個以上入っています。骨・皮無しとなると割高に。胸肉にはササミがついていることもあります。なぜか鶏のひき肉はあまり見かけないのですが、ターキーのひき肉はどこにでもあります。

日系のスーパーには、薄切り肉もありますし、少量のパックもありますが、やっぱり割高。ちなみに、我が家では大きい固まり肉や、鶏なら丸ごと1羽分を買ってきて、自分で切って使っています。この方がはるかに割安なのでおススメです。(※アメリカは重さの単位がパウンドなので、1パウンドは約453g)

ハムやソーセージなどの加工肉製品は、日本に比べるとはるかに種類が豊富です。

 

日本は魚介類が豊富で安いことを実感

ハワイは魚が豊富なはずなのですが、新鮮な魚を見つけるのは至難の業。スーパーで販売されているものは、種類もかなり限られています。鮮度を求めるなら、朝イチでフィッシュマーケットに行くのがベスト。

ハワイの魚は、全体的に淡泊。日本の魚ほど脂がのっていないので、塩焼きにはあまり向いていないかも。

貝類は冷凍モノが主流で、生のアサリやハマグリはあまりないし、あってもかなり高額。日本より安くて手に入りやすいのは、生牡蠣くらいでしょうか。タコやイカ、エビ、ロブスターなども、冷凍モノが主流です。

魚介類は日本に比べて種類が少なく、値段も高い。日本は、魚介類が豊富で安いことを実感しています。

 

アメリカの生卵は危険?!

アメリカで注意したいのが「」!日本人にはあまり知られていないようですが、アメリカの卵は、生で食べるとサルモネラ菌に感染する可能性があるのです。

なぜかというと、アメリカでは、卵を生で食べないので、卵の殺菌をしていないから。日本の卵は殺菌処理が施されているので、生食できるのです。

感染を防ぐため、パッケージには「卵は冷蔵保存し、調理の際は黄身が固まるまで加熱すること。卵を含む食材にも、完全に火を通すこと」という注意書きがあります。これは、オーガニックの卵でも同じです。実際は、知らずに生卵を食べ続けている日本人はたくさんいると思いますが……。

アメリカにも殺菌されている卵があり、これは「Pasteurized Eggs」と表示されています。こちらは生食できますが、低温殺菌されているので、日本の生卵とは風味がちょっと異なります。

余談ですが、アメリカの卵のパックは透明ではないので、中を確認してから買うのがオススメ!殻が割れていたり、1個足りないなんて残念なことも。チーズやバター、ヨーグルトなどの乳製品は、日本よりはるかに種類が豊富で美味しいものがたくさんあります。

 

ハワイに住むと太る?

外食事情に関しては、日本語のレストランガイドがたくさんあるので、特に説明することもないかと思います。ホノルルにはあらゆるジャンルのレストランがありますし、高級店からB級まで選べます。日本食店も実にたくさんあり、年々増えております。

日本との違いといえば、基本的にコッテリ度が高いこと。外食が続くと、日本人にはちょっとヘビーかもしれません。

「ハワイに来てから10㎏以上太った」という日本人がたくさんおりますので、食べる量と質にはくれぐれもご注意ください。

 

 

相原光
ハワイ島在住フリーランスライター兼SUSHI屋のおかみ。群馬県出身、早稲田大学卒業。2008年ハワイ移住後、ハワイの文化歴史や美容・健康・レストラン・スポーツ・ビジネス・音楽・アート・農業など、あらゆる分野で記事を執筆。ハワイの著名人へのインタビューは百名を越える。2012年に夫婦で持ち帰り寿司店をオープン。ライターとして活動しつつ、寿司屋のおかみとしても格闘中。

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