Aloha! HLCスタッフのMACHAです。
今年でフラを初めて12年目に入りました。大好きなフラシスターたちと共に、これからも細く長くフラを楽しんでいきたいと思っています。
フラシスターとの話題でよく上がるのが、膝や腰の痛み。皆さまの中にも経験がある方がいらっしゃるのではないでしょうか。
膝や腰の痛みに悩まされずに、おばあちゃんになっても踊っていられるように。このコーナーでは、フラダンサーのために考えられた12のトレーニング法を、ハレ・オハナの坂本律子先生指導のもと、毎月1つずつご紹介していきます。
これらを続けていけば1年後にはフラに適したしなやかな体が手に入るかも。
Step1 姿勢チェック
“フラは姿勢が9割”と聞いたことがあります。確かに正しい姿勢でぶれなく踊っているダンサーは美しいですよね。それからはより姿勢に意識を向けるようになりました。
まずは自分の姿勢を知っておくことが大切。自然な立ち姿の写真を撮って、姿勢を確認してみましょう。自分の姿勢を知っておくことは、来月からのエクササイズを行う際の助けになりますし、エクササイズによって徐々に姿勢が改善されていく楽しみもあります。
1、写真を撮る準備をする
自分が立つ位置の近くに柱などのまっすぐな物があることを確認しましょう。
骨盤の位置が分かりやすいように、パウスカートを骨盤の位置(上前腸骨棘と上後腸骨棘を結んだところ)で着用します。
2、写真を撮る
正面からと、左右からの3枚撮りましょう。
3、写真に補助線を引く
【正面の写真の場合】
①両足の真ん中から頭に向かって、垂直に線を引く。
②左右の肩、腰骨(上前腸骨棘)を通る線を引く。
③眉間、鼻、あごを通る線を引く。
①と②の線が垂直に、ちょうど真ん中で交わり、①と③の線が重なるのが理想です。

【横の写真の場合】
①外くるぶしの少し前から頭に向かって垂直に線を引く。
②骨盤の前(上前腸骨棘)と後ろ(上後腸骨棘)を通る線を引く。
③耳の穴、肩先(肩峰)、足のつけ根、膝、外くるぶしに●印をつける。
①と②の線が垂直になるのが理想です。女性の場合は骨盤の前より後ろが上がることが多いでしょう。また、③の●印は①の線上にあるのが理想です。

皆さまの姿勢はいかがでしたか?
次回はインナーマッスルの働かせ方をご紹介します。
Mahalo!
監修:坂本律子
ハレ・オハナ代表。理学療法士。日本コア・コンディショニング協会認定マスタートレーナー及びひめトレ・インストラクター。「フラのための体づくり」を考案し、多くのフラダンサーをサポートしている。
https://haleohana.jp/
